日本人の宗教観は特殊!?

海外の仏教は日本と違う
日本から近く、観光地として人気のタイやカンボジアは、仏教の国です。
仏教なら、日本と同じだから、同じように過ごしていれば問題ないと思いがちですが、タイやカンボジアの仏教は日本の仏教とは異なる厳しい戒律のあるものです。
他の宗教と同様に、仏教の寺院も肌の見える服装では、中へ入ることができません。
男性でも、短パンやサンダルは避けましょう。
また、寺院に入るときは、日本同様靴を脱ぎます。
寺院に限らず、街で出会う僧侶には、女性は話しかけたり、触れてはならないことになっています。
わざとではなくとも、電車で肩が当たるといったことも許されません。
アクシデントがあってもぶつかることのない距離を保つように心がけましょう。
僧侶は、人々から深く尊敬されているのです。
旅行の際には、人々のそういった気持ちを理解し、敬意を持って過ごすようにしましょう。
あなたの宗教は?と聞かれたら
宗教があまり根差していない日本人には、なかなか理解しにくい宗教ですが、むしろそういった日本の状況の方が少数派といえます。
どこの国に行くにしても、信仰を持つ人に対して敬意を持つことと、宗教に関する場所を訪れるときには、そこがただの観光地ではないことを弁えて、見学しましょう。
もし、現地の人と宗教の話になり、あなたの宗教を聞かれたときは、無宗教という返答はベストとはいえません。
信仰するものがないということは、現地の人が信じる宗教の否定にもつながりかねないので、仏教や神道などと答える方が無難です。
宗教の話でさらに踏み込んだ内容になることはほぼないので、詳しく話せなかったとしても心配する必要はありません。