>

これだけは押さえよう!イスラム教

イスラム圏を旅行するときの服装

イスラム教、と聞くと、過激で怖いと感じているかもしれません。
しかし、イスラムの教えは、殺人も暴力も認めていませんし、親切な人々がほとんどです。
イスラム教徒の多い国は、サウジアラビア、マレーシア、インドネシアなどで、観光で行くことも多い地域も含まれていますし、最近人気のドバイのあるアラブ首長国連邦もそうです。
イスラム教の地域は、肌の露出に敏感です。
観光地で、旅行者にまで全身を覆うヒジャブが要求されることはほぼありませんが、袖のない服や短パンなどで行動することはやめましょう。
モスクを見学する際は、ヒジャブの貸し出しがある所は着用し、ない場所では極力肌や髪の見えない服装にした方がよいでしょう。
また、男性と女性が一緒に行動することがない国ですので、腕を組んで歩くといったことも、避けた方がよいでしょう。

ラマダンの時期に旅行に行くことになったら

イスラム教の人々がとても大切にしている教えにラマダンがあります。
イスラムの人々が使う太陰暦を元に決められる一カ月間、日の出から日の入りまで、飲食を控えるというものです。
ラマダンは、毎年行われる時期が変わります。
もし、旅行に行く時期がラマダンと重なるときは、人前での飲食を避けるようにしましょう。
この期間は、レストランなども閉まっている場合が多く、旅行者向けに営業しているお店は、外から飲食している様子が見えないようになっていますが、つい水を飲んだり、飴を食べたりといったことも飲食に含まれるので、気を付けましょう。
また、イスラム教では左手は不浄なものとされています。
食事の時はもちろん、ものの受け渡しなどでも、使わないように気を付ましょう。


この記事をシェアする